【美術展】ミュシャ展その2

美術館

とはいえ、私もパリ時代の作品がいちばん好きです。

ミュシャ様式とも呼ばれるデザインは、今でもいろいろな人が取り入れていますので、これもそうかと思うことがあると思います。

「四つの星」、「四つの宝石」、「四つの時の流れ」、「四季」(製作年ごとにいくつかバージョンがあります)など、連作は何度見てもいいなあと思います。

そしてミュシャの出世作となった「ジスモンダ」です。

次のようなエピソードが伝えられていますが、真偽の程は不明です。

当時の有名な女優であるサラ・ベルナールが、自分の舞台公演の宣伝ポスターを描いてくれる人を探していた。
しかしパリはクリスマス休暇に入っており、描ける人はミュシャしかいなかった。
そこでミュシャが描いたところ、そのポスターが大評判になり、サラ・ベルナールも気に入った。

伝説の真偽はともかく、「ジスモンダ」のポスターをサラが気に入り、その後、ミュシャと契約を結んだこと、そしてそのことがミュシャの知名度を大きく上げたことは、事実です。

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