楽天の不当表示1,045点 加盟店に1ヶ月間の販売停止処分はトカゲの尻尾切り?

楽天の不当表示1,045点 加盟店に1ヶ月間の販売停止処分はトカゲの尻尾切り?

プロ野球日本選手権は楽天の感動的な優勝で締めくくり、被災地の方にとっても、多くの日本人にとっても、よい結果で終わりましたが、楽天市場の日本一セールで味噌をつけてしまった形になり、ホテル等の偽装表示問題で湧いている中、なんとも後味の悪いものです。

だいたいが、iPhone4Sの通常価格が433,915円ってどれだけぼったくるんだという話ですが、逆にこれを出しちゃおうと思うその勇気に脱帽します。

rakuten

77%オフの表示をさせるためにきっちりその分上乗せした価格を通常価格としたのは、誰の目から見ても明らかですが、こんな幼稚な手段を17店の加盟店が単独で勝手にやったのか疑問に思うところであります。

そもそも、77%割引なんてできるの?

私は、楽天に加盟したことはありませんが、ネットショップの運営の経験があります。

もし、77%オフで売ってくれと言われても間違いなく断ります。

なぜなら、当時の扱っていた商材はかなり安く仕入れできたほうですが、それでも上代の50%くらいです。

大抵の商売は70%くらいが普通じゃないでしょうか?

そんな仕入れ値の安い商材を持っていても、77%割引で売ると言うことは、27%分は自分持ちです。1万円だったら2,700円になります。

さらに、梱包材料や場合によっては送料などもこちらの負担になります。

そして、一番の断りたい理由は、これだけ安く売っても、安く買った客は、ほぼ間違いなく通常価格では買ってくれないことです。

もっと怖いのは、ここからです。

いつも、通常価格で買ってくれているリピーターのお客さんがそんなに安く売っていることを知ったら、面白くないと思われます。

そして、下手したらこれまで買ってくれていたお客さんが2度と買ってくれないか、安くなるまで買い控えるようになってしまうのです。

安売りは、仮に一時的だとしても、自腹を切った上に、将来の売り上げまで食いつぶしてしまうのです。

商品のラインアップがたくさんあって、在庫処分品のような訳あり商品であれば、いいですが主力商品であれば、絶対に77%割引なんてバカなことはしてはいけないのです。

そんな割に合わない安売りを何でするの?

私がネットショップを運営していた当時、同じネットショップの店長同士の交流会などにも参加したこともあって、中には楽天に加盟している方も多くいました。

また、あるホテルのネット集客を請け負った時には、楽天トラベルを利用していたので、だいたい楽天市場のほうもどんなものか知っている方だとは思います。

楽天市場に加盟すると、まず担当のコンサルタントがついて、いろいろとアドバイスをしてくれるのですが、実は彼らは「コンサルタント」という名のセールスマンなんですね。

何をセールスするかというと、主に楽天市場内の広告枠です。

ここに広告を出せば、儲かりますよなんて甘い言葉で誘ってくるのですが、ホントに儲かるかどうかはやってみなければわからない。というか、加盟店側で経験を積むなり、失敗を重ねながらデータを蓄積するなどして、自力で頑張らないといけなかったりします。

じゃぁ、そんなセールスなんて断っちゃえば良いじゃんと思いますが、たまに直前まで埋まらない広告枠をかなり格安で提供してくれることもあったりするので、セールスマンとは、じゃなかったコンサルタントとはうまくつきあっておいた方良いと考える加盟店も多いはずです。

今回もコンサルタントは担当している加盟店に77%オフの商品を出して下さいよ。と頼まれていたはずです。

この不当表示を楽天のコンサルタントが指南したとは言い切れませんが、そのような状況に置かれた店主がついつい超えてはいけないラインを超えてしまったことも考えられます。

もちろん、私はこのような不当表示をしたショップを擁護するつもりはありませんが、楽天の会見や販売店への処分などを見ていると、加盟店が勝手にやったことだからと、責任を押しつけているような印象がぬぐいきれないのです。

もしかすると、このような対応を冷めた目で見ている他の加盟店が、ヤフーショッピングへシフトして一気にシェアをひっくり返すなんて事も想像してしまいます。

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