
今年も国際千葉駅伝のシーズンがやってまいりました。
来る11月23日に青木半二杯2013国際千葉駅伝が開催されますが、この駅伝大会は世界でも珍しい変わり種の陸上競技なのです。
どこが、変わっているかというと、まず、駅伝そのものがほとんど日本でしか、行われていない競技なのに国際千葉駅伝は、世界各国から選手が集結して行われる点です。
そしてさらに、異色なのが男女混合チームによる駅伝大会だということです。
なんか、こんな風に書いていると私が陸上競技に詳しいように見られてしまうかもしれませんが、実はそれほど詳しくはありませんでした。
私が通っているスポーツクラブに、この駅伝の選手団が調整のため、来ていたようで、ロッカールームとかで一緒になったので、興味を持っただけなんですけどね。
しかし、本物のアスリートは体つきが、私なんかと比べると別物ですね。たぶん、私が会った(というよりは間近で見ただけ)のはケニアの選手とドイツの選手だと思うんですが、ケニアの選手は背は高くはないのですが、ものすごく細かったです。何でこんなに細いのにあれだけの距離をあんなに早く走れるのか不思議でなりません。
逆にドイツの選手は、見上げるほど背が高く引き締まっていました。
今年の国際千葉駅伝の見所は
にわか仕込みの知識で、申し訳ないのですが、私なりに今年の見所を言わせてもらうと、昨年の覇者であるケニア勢に日本チームがどこまで、攻められるかが、やはり、日本人としては気になるところであります。
昨年は、ケニアチームが2時間05分06秒で優勝だったのですが、2位の日本チームは2時間05分16秒と、わずか10秒の差で敗れてしまいました。
さらに、一昨年の結果を調べてみると、やはり1位がケニア、2位が日本でこのときは19秒差で敗れていました。2年連続で悔しい思いをしているので、東京オリンピックの開催が決定した今年は、日本チームに花を持たせてあげたいと思うのが人情ってやつですよ。
で、今年のメンバーには2013年日本選手権10000メートル優勝の佐藤悠基や同大会2位の大迫傑、同じく3位の宇賀地強と世界に通用するメンバーを揃えているようです。また、女子も2013年世界選手権モスクワ大会出場、日本選手権5000メートル優勝の尾西美咲選手が女子の第一走者と、期待が持てるのではないでしょうか?
2013年の国際千葉駅伝日本代表メンバー
区間 | 氏名 | 生年月日 | 戦績 |
第1区 (5km) |
大迫 傑 | 1991年5月23日 | 2013 世界選手権モスクワ大会 10000m 出場 2013 日本選手権10000m 2位 |
第2区 (5km) |
菊池 理沙 | 1990年2月5日 | 2013 日本選手権 5000m 15位 2013 全日本実業団対抗選手権 5000m 4位 |
第3区 (10km) |
宇賀地 強 | 1987年4月27日 | 2013 世界選手権モスクワ大会 10000m 出場 2013 日本選手権10000m 2位 |
第4区 (5km) |
尾西 美咲 | 1985年2月24日 | 2013 世界選手権モスクワ大会 5000m 出場 2013 日本選手権 5000m 優勝 |
第5区 (10km) |
佐藤 悠基 | 1986年11月26日 | 2013 世界選手権モスクワ大会 5000m 10000m 出場 2013 日本選手権10000m優勝 |
第6区 (7.195km) |
岡 小百合 | 1990年9月19日 | 2013 全日本実業団対抗選手権 10000m 3位 |
男子補欠 | 窪田 忍 | 1991年12月12日 | 2013 日本選手権 10000m 7位 2013 日本学生対校選手権 5000m 3位 |
女子補欠 | 井原 未帆 | 1988年2月4日 | 2013 東日本実業団対抗女子駅伝 第5区 区間2位 |
駅伝のコースは千葉県総合スポーツセンターをスタートし、千葉県庁を抜けて、千葉ポートタワーから海沿いを走り幕張メッセで折り返し、検見川からまたスタート地点に戻るコースで、42.195キロを6人の走者でたすきをつなげていきます。
参加チームは世界各国から、アメリカ、カナダ、ロシア、ウクライナ、ドイツ、フランス、ルーマニア、オーストラリア、ニュージーランド、ケニアの10カ国と、日本からは、日本代表の他に日本学生選抜と千葉選抜チームも参加します。
全く関係ないですが、ウクライナチームの女子選手はすげーかわいかったです。ここも見どころかも(^_^)
11月23日 13:00からフジテレビで独占生中継です。