たばこ1箱最低1,050円に購入も21歳以上へ。NYの条例は格差社会を助長するか?

たばこ1箱最低1,050円に購入も21歳以上へ。NYの条例は格差社会を助長するか?

喫煙者のかたは、ギョッとしてしまうかもしれませんが、これはアメリカのニューヨーク市の話なので、ご安心を。

ニューヨーク市のブルームバーグ市長は、たばこ1箱の最低価格を10.5ドル(日本円で約1,050円)、購入できる年齢を現行の18歳から21歳へと引き上げる条例に署名しました。

また、アメリカでは「2箱買うと1箱無料」といった安売りが可能なようですが、タバコに関してはこの売り方は認めないということなので、1,050円以上出さないと買えなくなってしまいます。

アメリカでは、たばこが買える年齢は一般的に18歳以上からで、州によっては19歳以上としているところもあるようです。

今回の21歳という規制は、施行されればアメリカ国内で最高となります。タバコ

若いときの喫煙経験がその後の常習性を強めるとして、このような規制を設けるとのことですが、親が吸っていれば親のたばこをこっそり吸ったり、代わりに買ってもらえるから意味がないという意見も出ているようで、賛成派と反対派で対立しているようです。

確かにたばこを吸う親が身近にいる環境であれば、この規制はあまり効力を持たないかもしれません。

この条例は格差をさらに広げるかもしれない

そこで、私は思いました。

今後アメリカは、ますます格差が激しくなるのではないかな、ということです。

おそらく、収入が多い裕福な家庭では喫煙者はほとんどいないだろうと思われますが、逆に収入の低い貧しい家庭は高い確率でたばこを吸っているはずなので、その環境にいればカンタンにたばこが手に入ります。

やがて、21歳を過ぎ、大手を振ってたばこを買える年齢になったときには、すでにニコチン中毒になっていて、1箱1,000円以上もするたばこに浪費する人生が待っている。。。

ちょっと、悲観的に考えすぎかもしれませんが、私の経験からいっても、所得が低かったり、恵まれない環境にいる子には、裕福な子よりも悪い誘惑がたくさんやってくるものです。よほどしっかりした意思の持ち主でないかぎり、一般的には周りから受ける影響に流されてしまいます。

高所得者は稼いだ金から税金を払い、低所得者は高い嗜好品から税金を払うという図式が成り立つようで、ちょっと怖い気もします。

私たちもこれを対岸の火事と思っていると、近い将来似たような法律ができるかもしれませんね。

 

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